マイホームは大切な家族の生活の場となる、人生のなかでも大きな買い物です。そのため、できるだけコストを抑えて注文住宅を建てたいという人も多いでしょう。そんな人におすすめなのがローコスト住宅です。ここでは、ローコスト住宅の概要やメリット・デメリットを見ていきましょう。
ローコスト住宅とは、一般的な住宅よりも低コストで建てられる住まい全般を指す言葉です。主に、大手ハウスメーカーや工務店が取り扱っている住宅形態です。
間取りや素材などを施工主の希望に沿って揃えていく注文住宅に対し、ある程度規格化された住宅モデルがローコスト住宅です。自由度が低い反面、コストを抑えられるのがローコスト住宅の魅力となります。
ローコスト住宅の大きなメリットは、価格が安いことです。当然、住宅ローンの負担も一般的な注文住宅よりも軽くなります。例えば、「土地1,300万円+建物2,500万円」の家で35年ローンの場合、月々の返済金額は約10.8万円。対して、ローコスト住宅なら「土地1,300万円+建物1,200万円」で、月々の返済額は7.1万円と大幅に安くなります。
ローコスト住宅は、規格化された部材で家を建てることでコストを抑えています。規格化住宅はパネル方式である場合が多いので、シンプルな構造と間取りになり、建築だけでなく、建て替えもしやすい場合が多いです。
ローコスト住宅は、工場で予め作られた部材を現場で組み立てる方式です。そのため、現場で建築作業を行う一般的な注文住宅に比べて、工期が短いというメリットがあります。より早く入居できるので、工事期間中にホテルなどに滞在する期間が短くて済むというコスト面のメリットにも繋がります。
注文住宅は自由度の高い設計が大きなメリットですが、ローコスト住宅は設計の自由度を犠牲にすることでコストを抑えています。そのため、コストよりも設計の自由度を優先したい人や、狭小地や変形地に家を建てたい場合には適しません。
注文住宅は設計の自由度が高いだけでなく、ハウスメーカーごとに耐震機構や断熱素材などを取り入れた住宅性能の高い住まいを建てることができます。反面、ローコスト住宅は自由度が低いこと、コストを抑えていることから、住宅性能の面ではどうしても注文住宅と差が出やすいです。
ローコスト住宅の設計の自由度や住宅性能を補うことができるのが、各種のオプションです。一部分だけオプションで不満点を解消するなら良いのですが、あまりにもたくさんのオプションを追加してしまうと、結局は注文住宅と変わらないコストになってしまうこともあります。
注文住宅に比べて保証期間が短いのもローコスト住宅のデメリットです。有名ハウスメーカーの注文住宅は、30年保証、60年保証といった長期間の保証がありますが、ローコスト住宅の保証期間は短めです。
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スーモに掲載されている参考坪単価をもとに、函館の注文住宅会社を3つの価格帯に分類(ローコスト:35~60万円程度、ミドルレンジ:60~80万円、ハイエンド:80~100万円)。それぞれの価格帯で標準機能が特に充実している会社をピックアップしました。
引用元:ロゴスホーム公式(https://www.logoshome.jp/gallery/duo-tres/44built-in-carport.html)
引用元:ミサワホーム公式(https://www.misawa.co.jp/homeclub/special/post-569.php)
引用元:ハウジングカフェ公式
(https://housingcafe.jp/gallery/14.html)
引用元:ロゴスホーム公式(https://www.logoshome.jp/gallery/duo-tres/44built-in-carport.html)
引用元:ミサワホーム公式(https://www.misawa.co.jp/homeclub/special/post-566.php)
スーモの函館ページ(https://suumo.jp/chumon/tn_hokkaido/an_hakodate/)に掲載されている会社のうち、函館に店舗・住宅展示場があり、函館の売り土地を有している会社を調査。
・標準仕様で床暖房設置
・標準仕様でシックハウス対策
・標準仕様でソーラーパネル設置
・2022年度に北海道の注文住宅でZEH住宅の実績あり 参照元:一般社団法人 環境共創イニシアチブ (https://sii.or.jp/)
のいずれか2つ以上に対応している業者をピックアップしています(2023年8月23日調査時点)
※1 建物価格のみ 参照元:SUUMO 北海道版(https://suumo.jp/chumon/tn_hokkaido/an_hakodate/)