函館市でつくる注文住宅の価格相場をリサーチしてみました。ぜひ、参考にしてみてください。
北海道の中でも中核都市であり、北海道有数の観光地と言っても過言ではない函館市。近年は新幹線が開通し、以前よりも格段に交通の便が良くなりました。
函館市は北海道最南端の都市ですが、札幌から移動することを考えると、函館にたどり着くまで目立った都市がありません。そのため、これまで函館周辺で新築を建てることを検討していた人は地元で建てるか、函館で建てるか、はたまた札幌で建てるか…という選択肢でした。
しかし交通の便の現在までの発展と、今後の発展を考えれば、地元に近い函館で家を建てることを検討する人が多くなっているのです。そのため、函館周辺には新興住宅地も多く、若いファミリーが戸建てに住んでいるケースも増えてきました。
積極的な住宅地の開発も相まって、坪単価の平均は50万円から※。北海道の他の都市と平均し、やや高いような相場です。しかし函館の都市レベルを考慮すれば、十分に安いと言えるでしょう。
※参照元:SUUMO 北海道版(https://suumo.jp/chumon/tn_hokkaido/an_hakodate/)
北海道とひと口に言ってもその面積は広大なため、建てたいハウスメーカーが自身の居住地の近くに対応しているかはやや微妙なところです。しかし函館は、北海道の最南端の都市という特性を活かし、比較的多くのハウスメーカーが揃っていると言えます。
いわゆる大手のハウスメーカーは、北海道南部を担当する管轄エリアとして函館を設定しているケースは少なくありません。そのため、大手のハウスメーカーも選択しやすいという点は函館ならではの魅力と言えます。
一方で、地元に根付いたハウスメーカーも多く存在します。大手ハウスメーカーは建築手法が確立され、最新技術を常にアップデートしているため、新しい家が好きな人にとっては魅力かも。良くも悪くも、その技術は全国エリアに対応できるように最適化されたものです。
それに対して、これまで函館を中心に家を建ててきたハウスメーカーは、函館の特性をよく理解しています。「函館」と一言に言っても、都市部なのか、海沿いかによって天候や積雪量が大きく左右されることもあり、函館周辺で家を建てるなら地元の環境を理解していることは必須です。
その点で地元のハウスメーカーは有利であり、この先長く暮らしていくうえで必要な設備が整った家を実現できます。
RECOMMENDED
スーモに掲載されている参考坪単価をもとに、函館の注文住宅会社を3つの価格帯に分類(ローコスト:35~60万円程度、ミドルレンジ:60~80万円、ハイエンド:80~100万円)。それぞれの価格帯で標準機能が特に充実している会社をピックアップしました。
引用元:ロゴスホーム公式(https://www.logoshome.jp/gallery/duo-tres/44built-in-carport.html)
引用元:ミサワホーム公式(https://www.misawa.co.jp/homeclub/special/post-569.php)
引用元:ハウジングカフェ公式
(https://housingcafe.jp/gallery/14.html)
引用元:ロゴスホーム公式(https://www.logoshome.jp/gallery/duo-tres/44built-in-carport.html)
引用元:ミサワホーム公式(https://www.misawa.co.jp/homeclub/special/post-566.php)
スーモの函館ページ(https://suumo.jp/chumon/tn_hokkaido/an_hakodate/)に掲載されている会社のうち、函館に店舗・住宅展示場があり、函館の売り土地を有している会社を調査。
・標準仕様で床暖房設置
・標準仕様でシックハウス対策
・標準仕様でソーラーパネル設置
・2022年度に北海道の注文住宅でZEH住宅の実績あり 参照元:一般社団法人 環境共創イニシアチブ (https://sii.or.jp/)
のいずれか2つ以上に対応している業者をピックアップしています(2023年8月23日調査時点)
※1 建物価格のみ 参照元:SUUMO 北海道版(https://suumo.jp/chumon/tn_hokkaido/an_hakodate/)